向精神薬の減薬方法(その1)

メンタル改善プログラム

0.はじめに

精神疾患の方は、向精神薬を服用している方が多い傾向がありますが、基本的に向精神薬は一時的な対症療法であって、治療できるものではありません。
長期で服用すると、症状が悪化、長期化するため現代の精神疾患者のほとんどは医療薬物性によって引き起こされているという指摘もあります。
これも、2000年に入ってから広まった「うつ病キャンペーン」で、悩み、DV,借金、モラハラ、嫌な仕事といった普通に起り得るような精神的不安定状態だけでも、うつ病と診断されるようになり、間違った処方がなされるようになったことが一つ背景にあります。

難治性うつ病も、本来はメランコリー型うつ病を指すものでしたが、近年は、真性のうつ病よりも、服薬による医療薬物性うつ病によるものほうが多いとも言われています。
(服薬をして調子が悪化していると言う場合は、薬による害の影響の可能性が高いと考えられます。真性のうつ病になっても、薬を服薬しないほうが症状がひどくなることはありません。)

自己催眠療法は、向精神薬による離脱症状を抑える効果があるため、服薬を止めやすくする作用がありますが、薬の服用量が多い、服用期間が長い人には効果が効きにくく、減薬が難しくなる場合があります。
(理由は、神経細胞が薬によってダメージを受けてしまっているため、あるいは受容体の数が増減してしまっているためであると考えられます。自己催眠療法は、基本弱った神経細胞の働きをよくするものですが、壊れてしまったものを修復することができないため、神経細胞の修復には運動や瞑想など時間をかけて行う必要がでてきます。)
自己催眠療法で症状が落ち着き、よくなったとしても、向精神薬を急に中断すると、激しい禁断症状がでる可能性があるため、複数量処方されている場合は、いっきにやめないよう注意し減薬を行ってください。

1.減薬をする前に

減薬される場合は、減薬の相談にのってくれる医師と相談するのが一番よいのですが、残念ながら、減薬に慣れた医師が少ないのが現状です。
減薬に慣れた医師に巡り合うことがいいのですが、どうしても、医師と相談したいという方は、ドクターシッピングをするのがいいでしょう。
いい医師にめぐりあうことができなければ、自己管理しながら地道にゆっくり行っていく必要があります。
ただし、人によって症状、服薬期間、薬の種類、個人差などあるので、絶対にこれが正しいという減薬方法はなく、基本は自分の体調と見合わせながら行っていくしかありません。
以下、自分でやる場合の減薬方法を紹介していますが、あくまで参考として利用してください。

減薬にあたっての心掛け

1.複数処方の場合は、単剤処方を目指す。
2.ちょびちょび減らすを基本に。(一気に減らすと禁断症状が現れ危険なため)
3.最も有害な副作用のものから減らしていく。
4.抗パーキンソン薬は離脱症状を抑えるので最後まで残しておく。
5.覚醒剤まがいの薬であることを自覚し、禁断症状が起こることを自覚しておく。
6.精神科医の屁理屈に屈せず惑わされない心掛けが必要。
 (ネットの情報は嘘だから。副作用はないから安全)
7.減薬に関しては、本人の感覚を第一に考える。
8.減薬期間は、処方量、服薬期間によって変わるので、あせらず自分の体調に合わせて行うこと。
 複数処方を単剤化するだけで6~9カ月程度かかる。
9.単剤化された薬はさらにちょびちょび減らす。
10.薬をやめたら二度と精神科にはいかないようにする。

参考:減薬の方法に関しては書籍「精神科は今日もやりたい放題 内海聡著」を参考にしています。


2.向精神薬の種類を確認する

向精神薬として使用されるものとして、「抗精神薬」、「抗うつ薬」、「抗不安薬」、「睡眠薬」、「気分安定薬」、「抗パーキンソン病薬」があります。
最初に、処方されている向精神薬の種類はどれに当たるのかを確認しましょう。

1.抗精神薬

統合失調症、双極性障害で使用される薬でドーパミンを抑制します。
・定型タイプ(第一世代薬)
・非定型タイプ(第二世代薬)
に分類されます。
副作用は第一世代が大きいので、全体の薬の中では最優先で。

2.抗うつ薬

うつ病、双極性障害、統合失調症などで使用されます。ノルアドレナリン、セロトニンを促進。
三環系、四環系、SSRI、SNRI,NaSSAなどに分類されます。
左が古い世代で副作用が強く、左へ行くほど弱くなります。

3.抗不安薬・睡眠薬

抗不安薬は、不安障害やパニック障害などの不安を静めるために使用され、睡眠薬は、不眠症などによく利用されています。
それぞれドーパミン、ノルアドレナリンを抑制する作用があり、大きくベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系に分類され、最もよく処方される薬です。
医師から「副作用もなく安全な薬だから、毎日飲んでも大丈夫」としてよく処方されますが、長期使用の危険性は過去数十年以上前から指摘されており、世界では長期服用は禁止されています。
特に怖いのが、数十年服用していて、何もなかったのに突然症状が現れ、気づいたときには手遅れで命を落す人も多いので注意が必要です。

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4.気分安定薬

双極性障害といった、気分の変調を抑えるために利用される薬です。

5.抗パーキンソン薬

抗パーキンソン病薬は、副作用を抑える作用があり、多剤処方を行うときに用いられます。
ドーパミンを促進し、アセチルコリンを抑制する作用があります。

3.薬ごとの対処法

基本的に副作用の大きいものから減らしていきます。
気分が慣れない場合は、減薬ペースを伸ばすか、自己催眠で調子を整えてみてください。

1.抗精神病薬

一番副作用の強い、古い第一世代から減らしていきます。
CP換算値が1000を超える場合は2~4週間を目安にCP100を目安に減らし、CP換算値が800,600,400ではピークがあるので、そこではいったん減薬をストップし様子をみて、問題がなければ減薬をすすめていきます。

※CP換算値とは、抗精神薬の量が適量化の目安となる指標です。(抗うつ、抗不安薬には使用できない)
CP換算値の計算方法はこちらを利用してください。

2.抗うつ薬

複数処方の場合、最も副作用の強い三環系から減らしていきます。
(三環系⇒四環系⇒SSRI⇒SNRI⇒NaSSA)
抗うつ薬1種類になれば、1/8~1/4の量程度を目安に2~4週間を目安に減らし、倦怠感が強くアカシジアででると場合は時間を延長していきます。

3.抗不安薬・睡眠薬

複数あるばあいは、力価(薬の作用の強さ)の低いものを残すように減薬。
いっきに減らす or 少しずつ減らすかまず決めます。
ベンゾジアゼピン系はゆっくり減らすと、ジアゼパム依存を形成してしまうこともあるので、できればいっきに減らしたほうが良いようですが、急性離脱法は危険を伴うことや、依存性が覚醒剤以上に強く、手放すことに不安を抱える人が多いので、なかなか難しいようです。
少量であるなら、一気にへらしてもいいかもしれませんが、量が多いと少しづつ減らすのがいいかもしれません。
少しづつ減らす場合はアシュトンマニュアルを参考にしてください。

4.気分安定薬

通常、気分安定剤は単剤で処方されることが多いですが、抗精神薬と抗うつ薬の補強で出されることが多い薬です。
依存性、副作用は小さいため、抗精神病薬、抗うつ薬より危険性は低いですが、安全な薬とはいえないので
なくしていくことが望ましく、まずは抗精神病薬、抗うつ薬を優先して減薬して,最後の単剤として残しておいてください。
1/8~1/4を目安に2~4週間間隔で減らしていきます。

5.抗パーキンソン病薬

副作用止めとして用いられる薬ですが、急にやめると悪性症候群になるので、これも、少しづつ減らしていくことを心掛けてください。
抗精神薬の残りCP換算値が200になった時点で、錐体外路症状(アカシジア、眼球反転)などが生じなければ最低量にしてからやめていきます。

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