表層意識と潜在意識とは②~意識の成長とトラウマについて 催眠療法(ヒプノセラピー)についての知識~

催眠(ヒプノセラピー)

0.はじめに

前回のお話し

前回は、表層意識と潜在意識が相対する性質をもつものであることを説明しました。
潜在意識は、健康的にたくましく生きるために必要な領域でありますが、その強さは育成環境によっても左右されてしまい、性格形成、精神疾患あるいは催眠効果などにも影響してきます。
今回は、意識の成長と、精神疾患にもかかわるトラウマ(心の傷)形成に関してのお話しです。

1.生まれた時の意識~感情と本能の世界・潜在意識の形成~

人間が生まれたとき、脳全体を覆う大脳新皮質はそれほど発達していません。
そのため、表層意識を形成する大脳新皮質に比べ、脳の内部にある大脳辺縁系のほうが体積を占める割合が大きい状態です。
潜在意識を形成する、大脳辺縁系が占める割合が大きいため、生れたときは「本能、感情、記憶力」がとても高い状態にあります。

そのため、赤ん坊は感情の世界に住んでいるため、本能のまま感情表現します。
そう考えると潜在意識とは、「子供の意識」とも捉えることができます。
車に例えると、赤ん坊は、まだエンジン(潜在意識)がついただけの状態。
動くだけで、ブレーキやハンドル(表層意識)のない状態でとても危険な時期です。

2.大人になっていく時の意識-表層意識の成長~表層意識の成長で大人になっていく~

子供が成長するに従い「人間脳」である大脳新皮質も成長し、親の躾、教育、危険な経験を通じて大脳新皮質に理性が組み込まれていきます。
表層意識は危険から身を守るためや、集団としての秩序やマナーを守る知恵が記憶として入る場所です。
だんだんと、赤ん坊の無鉄砲な行動に抑制がかかり、危険を回避したり、道徳性を身に着け人間らしさがでてくるようになります。

3.心の傷・トラウマの形成

「心」は古くから宗教、哲学などにより抽象的な解釈がなされてきましたが、近年は脳科学の発展により、より具体的に解釈ができるようになりました。
同じ事でも前向きに取り組み楽しみながら充実した生活をしている人もいれば、苦痛に感じストレスを感じながら努力する人もいますが、この違いの差はどこから生じてくるのでしょうか?
人並み以上に努力しているのに、他人に追いつけないという悩みや疑問を抱えている方も多いでしょう。

これは、トラウマと呼ばれる過去に生じた「心の傷」が大きく影響していることが心理学的に解釈されています。
人の生い立ちはそれぞれであるように、トラウマも環境要因による成長過程によって形成されるものでトラウマの多様性が生じてきます。

他人と同じことをして苦痛を感じるのは幼少期に背負ったトラウマ、教育環境などが原因で起こるものです。
人の生い立ちはそれぞれであるように、トラウマも環境要因による成長過程によって形成されるものでトラウマの多様性が生じてきます。

トラウマは人の目に見えず痛みもなく、無意識領域に形成されるため、いつ傷がついたか自覚症状もないため本人でも苦しみの原因がトラウマにあることに気づかないものです。
精神疾患になっている方、悩みやすい方、自己反省的で自信がなく個性を発揮できない方は、トラウマを多く抱えた方が多いようです。

4.トラウマの存在する場所~潜在意識に潜む心の傷~

トラウマは、潜在意識の深い位置に存在し、潜在意識の働きを弱めることになります。
潜在意識とは、健康、感情、行動力に関わる部分ですので、多くのトラウマを背負ってしまうほど精神的ダメージを受けることになります。
古くからトラウマとは、過去の記憶として概念的に考えられ、記憶を司る脳の海馬にあると考えられてきました。

潜在意識の中にトラウマは存在するという
概念イメージ

5.トラウマって何?~記憶としての概念では克服できない現状~

トラウマは心理学でもよく使われる言葉ですが、実際にその実態は何なのかはあいまいになっています。

伝統的なトラウマの治療法としては薬物療法、カタルシス療法(トラウマについて激しい感情的追体験をすることでトラウマの解放をこころみる)、認知行動療法などがありますが、いずれもトラウマ治療に関しては長期的な効果があまり見られないと言われており、古典的な考え方では対処できないようになってきています。

しかし、近年はトラウマを記憶として取り扱う事ではなかなか効果が得られないということから、考えかたが見直されつつあります。
トラウマ治療のメソッドを開発したピーター・リヴァイン博士は、トラウマについて、以下の2点からトラウマのしくみに注目しました。

1.捕獲される動物は日常的に危険にさらされているが、トラウマを受けない
2.トラウマの種類に関わらず、人が苦しむトラウマの症状は、ほぼ同じである。
(不眠、フラッシュバック、パニック障害、うつ病など)


これらの点から、リヴァイン博士は、
トラウマは個々の出来事の問題ではなく、神経系統の問題である
と結論づけています。
動物は人間に比べると理性が弱いため悩みをかかえにくく、そのため自律神経機能へのストレスが少ないため、人間のような自律神経の乱れは生じないのではないかと思います。

中には、アドラー心理学のように「トラウマは存在しない」という主張もあります。
あるいは、感情を司る右脳、大脳新皮質の委縮などとも言われるようになってきています。
基本的に、脳はストレスにより、脳機能の低下と自律神経の乱れが起こるため、脳機能の低下と自律神経の乱れがトラウマと考えるのが妥当なのではないかと思います。

6.トラウマを生む機能不全家庭~愛着障害と、親子関係の不仲~

では、トラウマはどのようにして形成されるのでしょうか?

トラウマ形成と精神疾患のなりやすさは、親との愛着関係と深い関わりがあります。
健全に親の愛情を受け育った子供は、自尊心が高く、自己肯定ができ、社会性を身に着け、のびのびと生きていくことができます。

一方、幼少期に親子との絆関係が上手くいかず、愛着の問題があると、「愛着障害」を引き起します。
精神疾患の原因となる愛着障害を引き起し、トラウマ形成の主な原因となるのが、機能不全家庭といった環境です。
機能不全家庭の親は「毒親」とも呼ばれます。
毒親は、1989年にスーザン・フォワードが作った用語で、書籍「毒になる親」で近年ブームになりました。
毒親は主にプ自己愛が強く、社交的で、世間的には良識な一般人(健全者)に見られることが多いようです。

機能不全家庭とは、家庭内に問題があり健全に機能していない家庭を指します。
具体的には、家族内のアルコール依存、虐待(暴力、暴言)、共依存、ギャンブル依存、薬物依存、親の自殺、親の死亡、親の浮気、両親の離婚、親の再婚、ネグレクト(見捨てられ行為)、性的虐待、兄弟間での処遇格差、DV、厳しい躾け、過干渉、家庭不和、家族員の介護、不遇な里子体験といったものです。
機能不全家庭で育つ子供は、このような環境が当たり前であるかのように成長するケースが多く、自己愛、自尊心が欠如する大人になりやすい傾向があります。

機能不全家庭で育つと、モラハラ・いじめにあいやすく、引きこもり・精神疾患になるケース、また親との関係も不仲であるといった特徴も多いようです。

次のお話し

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