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催眠・瞑想・睡眠と脳の働き 催眠療法(ヒプノセラピー)の知識

催眠(ヒプノセラピー)
winner01 / Pixabay

0.はじめに

リラクゼーションや意識変革として瞑想や催眠療法がよく用いられています。

催眠も瞑想も似たようなものですが、区別が分かりにくいといった人も多いかと思います。

意識は、表層意識と潜在意識といった2つの存在に分類されますが、それぞれ覚醒と睡眠といったモードにも対応します。

大まかにいうと、瞑想、催眠もともに覚醒状態と睡眠状態、あるいは表層意識と潜在意識の狭間の領域にある状態になります。

本ページでは、覚醒、催眠、睡眠、そして瞑想の違いについて、表層意識、潜在意識と脳の働きと関連づけてまとめていったものを紹介します。

1.意識の捉え方

意識は、相異なる性質をもつ、表層意識と潜在意識で構成されています。

一般的には、2つの事象は下図のAのようにそれぞれ独立した意識が2つ重なり合った状態として表現されますが、実際はBのようにお互いが混ざり合ったスペクトラム的(連続的)な表現のほうが適切だと思います。

つまり、それぞれ純粋な表層意識あるいは潜在意識が働いている状態は存在しないことを意味します。

例えば、ネットで発達障害者の診断名を調べると、

ASD(ADHD)

といった人がほとんどであることに気づくはずです。

あるいは、有名人や偉人についても調べると

ADHDの有名人という人もいれば、

同じ人物であるのに

ASDの有名人

と書いている人もいて、果たしてどちらが本当なのか混乱してくると思います。

これは純粋なASDとADHDに区分することはできないということを意味している証拠でもあります。

なぜ、こうなるかは哲学的な話で非常にややこしくなるので割愛しますが、

世の中、あるいは全宇宙の事象には、

「完全に純粋なもの あるいは 完璧なものは存在せず、相対する2つのものが混在した状態で成り立っている」

と考えて下さい。

2.脳と意識の関係

次に脳と意識との関係についてみていきます。

表層意識と潜在意識はお互い相異なる性質をもっています。

表層意識は前頭前野という頭のおでこ部分に相当する領域でつくられ、

理性、覚醒、創造、抑制(ブレーキ)

といった働きがあります。

潜在意識は脳の内部の大脳辺縁系でつくられ、

本能、睡眠、破壊、行動(アクセル)

と表層意識とはすべて対立する働きをもちます。

表層意識は、覚醒的な働きがあるため、自覚できる意識(顕在意識)であり、潜在意識は、睡眠的な働きのため、自覚できない意識(無意識)となります。

 表層意識潜在意識
働く場所前頭前野大脳辺縁系
働き・機能理性本能
覚醒睡眠
創造性破壊性
抑制(ブレーキ)行動(アクセル)

3.覚醒と睡眠

覚醒と睡眠の切り替えは、夜になると目から入ってくる光が減少すると、体内時計と呼ばれる視床下部にある視交叉上核が感知し、松果体にセロトニンをメラトニンに変換指示を与え睡眠を促すことで行われます。

朝になり、光を感知するとメラトニンはセロトニンに変換し覚醒を促します。

つまり、昼はセロトニン、夜はメラトニンといった状態で覚醒と睡眠が繰り返されいることになります。

昼間、起きているときは、前頭前野も働いていますが、深い睡眠時はほぼ停止し、大脳辺恵系が働いている状態となります。

4.覚醒状態(催眠と瞑想)

催眠状態とは「うたたね」状態であるように、覚醒と睡眠の狭間にある状態ですが、意識がある状態であるのでやや覚醒状態が強い状態になります。

覚醒状態(表層意識)>睡眠状態(潜在意識)

原理的に、催眠状態に移行させるには、前頭前野の働きを弱めることで覚醒状態を弱めていく方法がよく行われます。

簡単に言い換えると、

「なるべく考えない状態」

にすることです。

1.集中する

音に耳を傾けたり、炎をじっと見つめていると眠気が襲ってくるように、何かに意識を集中すると催眠状態に移行します。

・小鳥、虫の鳴き声に意識を傾ける
・呼吸するときのお腹の動きに意識を集中する
・同じ言葉を繰り返し念じる
・イメージする
・頭を真っ白にする

2.単調作業をする

高速道路のようなまっすぐな単調な道路を走ると眠気が襲うと眠気が襲ってくることがありますが、これを「高速催眠現象」といいます。単調な動作を繰り返すことでも催眠状態に移行します。

催眠術で有名なミルトン・エリクソンが、不眠症者に催眠療法を行わず、一晩中掃除をさせた話しがあるように、眠れないときはつまらない単調作業を繰り返すのも一つの手段です。

3.思考を鈍らせる

お酒を飲むと思考が鈍るように、理性や判断能力を狂わせ眠気を誘います。
軽くお酒を飲むことも、前頭前野の働きを強制的に弱めていきます。

また、「あなたはだんだん眠くなる」といってヒプノディスクをみるのも思考を鈍らせる効果があるためです。

催眠状態と瞑想は似ている面がありますが、催眠状態は「うたたね状態」というように瞑想よりも潜在意識状態が強い状態になります。

瞑想状態は、

じっと意識を集中

催眠状態は

うとうと・・

といった感じでしょうか。

瞑想も長時間続けると、次第に眠くなることもあるので、瞑想と催眠のはっきりとした区別は難しいと思います。。

瞑想状態は、集中力をつけ、催眠はイメージによって意識を変革させるといった感じで使い分けるのがいいのかもしれません。

また、脳波では、α波~Θ波の領域ですが瞑想はα波、催眠はΘ波が強くでている状態になります。

5.睡眠状態(レム睡眠とノンレム睡眠)

瞑想や催眠状態も意識がある状態で行うものですが、睡眠状態は

「意識がない状態」

になります。

ほぼ、前頭前野の働きが停止し、大脳辺縁系の部分が優勢的に働いている状態です。

このとき、セロトニンはメラトニンに変換された状態で、朝の日光を感知するとセロトニンに変換し覚醒状態になっていきます。

睡眠にも、浅い睡眠状態(レム睡眠)と深い睡眠状態(ノンレム睡眠)があり、睡眠時はレム睡眠とノンレム睡眠が周期的に繰り返されています。

睡眠後、3時間ほどで一番深いノンレム睡眠が訪れ、周囲の物音にもなかなか反応しない熟睡状態になります。脳が休んでいる状態で、ここで強制的に起こされると、意識が朦朧とした寝ぼけ状態が起ります。
ノンレム状態では、脳波はδ波(1~3Hz)が出ている状態となっています。

一方、浅い眠りのレム睡眠は、夢を見ているときの状態とも言われ、やや覚醒状態ぎみの睡眠状態となります。脳波はΘ波(4~7Hz)優勢状態で、眼球が高速で振動することから、急速眼球運動睡眠とも呼ばれます。この時、記憶の整理が行われているとされ、それを応用したのがEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)になります。

6.深い潜在意識状態(トランス状態)

覚醒、睡眠、催眠状態とみてきましたが、これらの意識状態は日常的に経験するものです。

しかし、まだ別の意識状態も存在します。

これは、経験することがとても難しいのですが、瞑想を長時間行っていると経験することがあります。

催眠状態も覚醒と睡眠状態の狭間状態ではあるのですが、また、言葉では言い表しにくい意識状態が存在するのです。

意識はきちんとあるのだけども、寝ている感覚でもあるとても不思議な感覚です。

これは、呼吸法を練習していくと経験することができます。

これを多くの人が「悟り」といっているのかもしれない・・・。

7.まとめ

Mind Createの自己催眠療法は、催眠効果を利用し、短期でうつ病、双極性障害、パニック障害、自律神経失調症等、自律神経に関わる症状を回復させていく技術を有しています。

Mind Createの催眠療法は、治りにくい精神疾患も、短期で改善できる催眠療法です。 (完治まで可能!)

瞑想、催眠効果といった、自然治癒効果を利用しうつ病、パニック障害、双極性障害、自律神経失調症、睡眠障害、疲労など、自律神経に関わる症状ならどのような症状も改善していきます。

トラウマを記憶として取り扱う古典的な方法ではなく、脳機能、神経系統に着目した他にない手法で、自然療法的に行っていくため副作用もありません。

薬、サプリメントを使わず、短期で本当に治したい方の療法を提供しています。

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