向精神薬について① 神経細胞と神経伝達物質 ~精神医療の闇~

向精神薬(抗うつ、抗精神、睡眠薬、抗不安薬)

0.はじめに

前回のお話し

現代の精神医療の主要な治療法である投薬療法は、神経細胞間に存在する神経伝達物質を制御することで行われています。
神経伝達物質とは、モノアミン(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなど)といった神経伝達物質を指し、これらが減少することで精神疾患(うつ病、双極性障害、統合失調症)が起る、といったモノアミン仮説に基づいて行われています。
精神医療を知るには、向精神薬のことについて知っておく必要があります。
向精神薬のことを知るには、神経細胞と、神経伝達物質のことを知っておく必要がありますので、基礎的なところをまとめてみました。

1.神経細胞(ニューロン)

人の細胞は、大人で60兆個あると言われています。
脳は、ニューロンと呼ばれる神経細胞と、神経細胞を除いた細胞の総称であるグリア細胞の2種類でつくられています。
さらにグリア細胞は、
「アストロサイト」「オリコデドロサイト」「ミクログリア」
といった3種類の細胞が存在します。

1-1.グリア細胞~脳を構成する細胞~

3種類のグリア細胞の各働きは、次のようになっています。

グリア細胞の種類

アストロサイト・・・日本語では星状膠細胞と訳されるように、星状の形態をしています。神経伝達物質の取り込み、シナプス周辺のイオン環境の維持、血液脳関門の役割などその役割は多く神経の生存環境の維持に関わる主な細胞です。

オリコデドロサイト・・・神経伝達速度を上げるため、神経細胞にまとわりつくようにミエリン鞘を作る細胞です。

ミクログリア・・・損傷を受けたニューロンの除去や修復機能など弐かかわります。

1-2.神経細胞の構造

神経細胞の数は大脳で数百億、小脳で800億個以上という膨大な神経細胞同士がつながり合って脳内でネットワークを形成しています。
神経細胞は、中心に細胞核を持つ細胞体とその周囲から伸びる樹状突起と細長い1本の軸索で構成されています。
樹状突起は他の神経細胞からきた情報を受け取る部分で、軸索は他の細胞に情報を送る役割をもっています。
その情報は電気信号で送られるため、漏電防止のため軸索にはミエリン鞘と呼ばれるオリコデドロサイトによってつくられた脂肪で被われています。
軸索の先端は枝分かれし、シナプスと呼ばれる他の神経細胞とのつなぎ目部分があり、その先端で神経伝達物質を放出して他の細胞に電気信号として情報を伝えます。

2.シナプス

神経細胞同士のつなぎ目をシナプスといいます。
受け手と送り手の間のつなぎ目の間は数万分の1mmサイズの電子顕微鏡でしか確認できない隙間が存在します。
これを「シナプス間隙」といいます。
神経細胞は電気信号で情報を伝達していますが、このシナプス間隙は隙間となっているため、電流が流れることができません。
その代りに「神経伝達物質」という化学物質でやりとりを行っています。

シナプス概略図

3.シナプスにおける神経伝達物質の役割

神経細胞の軸索を経由してきた電気信号がシナプスに到達すると、シナプス小胞に保管された神経伝達物質が放出されます。
放出された神経伝達物質は、シナプス間隙を伝達し他細胞へ到達すると電気信号へ変換されます。
ここでは、そのプロセスについて詳しく説明していきます。


①軸索から電気信号流入
軸索からシナプスに通ってきた電気信号が到達すると、シナプスに電位差が生じる。
②カルシウムイオン取組み
シナプスに生じた電位差により、カルシウムイオンがカルシウムチャネルを通ってシナプス内に流入。
③シナプス小胞開口
カルシウムイオンはシナプス小胞に刺激を与え、開口して神経伝達物質をシナプス間隙に放出。
④神経伝達物質の伝達
神経伝達物質は他細胞にある受容体(レセプタ)に到達し、シナプス間隙にあったナトリウムイオンなどがレセプタ内に取り込まれ他細胞に電気信号が流れる。
⑤神経伝達物質の回収
受容体に到達した神経伝達物質はトランスポーターに回収され、再度シナプス小胞内に貯蔵される。

シナプス

4.神経伝達物質の種類

精神疾患に関わる代表的な神経伝達物質として、

見出し

セロトニン
ノルアドレナリン
ドーパミン
(ヒスタミン)

があります。
これらを総称してモノアミンといいます。
神経伝達物質として、これらが代表的なものとして有名ですが、他にも数多くの種類が存在します。

5.再取り込み阻害薬(SSRI)とは

現在の投薬療法は、
「うつ病は、シナプス間隙の神経伝達物質(セロトニン)が減少することで精神状態が不安定となり発症する」
といったモノアミン仮説によるものが基本となっています。
抗うつ薬としてもよく使用されるSSRI( 選択的セロトニン再取り込み阻害薬 )は、トランスポーターを阻害することで、シナプス間隙の神経伝達物質濃度が減少することを防ぎ、受容体(レセプタ)に神経伝達物質が当たる確率を高めることで、電気信号(精神状態)を高めていく作用があります。

しかし、投薬療法は一時的に濃度を高めているだけの対処療法であるので、効果が弱まると元の精神状態に戻っていきます。
麻酔のような痛み止め効果のようなもので、実際SSRIは痛み止めとしても利用されることもあります。

抗うつ薬は、不足した神経伝達物質を見かけ上増幅させて、 精神状態を一時的に緩和するだけの処方で、治すためのものではありません。
もちろん、うつ病までとはいわず、軽いうつ状態である人が飲み続けると、神経伝達物質が過剰になってしまうので症状は悪化することもあります。

特に、SSRIは腑活症候群(アクチベーション・シンドローム)という、リストカット、自傷行為、自殺行為、パニック障害を引き起こすこともあるので注意が必要です。

次のお話し

薬を服用せず、うつ病、パニック障害を克服するには

 

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