記事No.11  黒魔術のシンボル?五芒星にはどのような意味がある!?

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1.はじめに

記紀(古事記・日本書紀)を読んでいると、頻繁にでてくる数字が「八」。
三種の神器の八咫鏡、八百万の神、八幡、八尺瓊勾玉、八岐大蛇 、八尋殿、八神殿 ・・・。

シュメール神話に登場するイナンナのシンボル金星には、八芒星のマークが描かれているのを見かけます。
「八」には重要な意味があるはずなのに、意外に八について詳しく調べている情報があまりないようです。
皇室のシンボル十六菊花紋は8×2=16とも関係がありそうですが・・。
さてはて。。

しかし、東洋・西洋を問わず、魔術やおまじない、ペンダントなどでよくみかけるのが 八芒星 よりも「五芒星」と「六芒星」が多いような気もします。

これらの星マークにはどのような意味があるのでしょうか?
まずは、日本でよくみかける「五芒星」について調べてまとめてみました。

2.五芒星の誕生

世界各地で使われている五芒星ですが、歴史的に確認されているのは紀元前3000年頃のメソポタミアの書物で、西洋ではこのあたりから誕生したのではないかと考えられています。

東洋では、中国ウイグル自治区のタクラマカン砂漠にある遺跡からは、3~4世紀に五芒星が描かれた遺物がでていることや、 古代中国には五芒星を魔除けとして使う習慣があったようです。
また、既に7世紀の日本の古墳にも五芒星が描かれていることを考えると、中国から日本へと伝わってきたものが広まったと考えられます。

日本では、陰陽道と密教でよく用いられてきたマークです。
日本の陰陽道は、中国で古くから存在した陰陽説に、戦国時代の陰陽家 騶衍 (すうえん:紀元前305年~240年)によって創始された五行思想とが一体となった「陰陽五行説」が、5世紀から6世紀頃仏教や儒教とともに日本に伝わり、呪術や占星術として発展したものです。

陰陽道は今でいうおまじないのようなもの。
奈良時代に活躍したのが 安倍仲麻呂とともに、唐に渡った「吉備真備(きびのまきび)」で陰陽師の祖と言われています。
平安時代に中国から入ってきた密教でも五芒星が利用されていますが、こちらは西洋がルーツと思われるもので意味合い異なるようです。
遅れてほぼ同時期に、奈良の大神神社の三輪氏(オオタタネコが祖)の流れをくむ賀茂忠行・賀茂保憲父子と、その弟子安倍晴明が並んで陰陽道の宗家となり有名となります。
実は、 吉備真備も 賀茂氏であることから、 賀茂忠行・賀茂保憲 は 吉備真備 の末流にあたるようです。

同じく、安倍晴明はその姓からわかるように、安倍仲麻呂が祖先のようです。
安倍晴明を祀る神社「晴明神社」の神紋は、 「晴明桔梗」と呼ばれる五芒星が神紋となっており、晴明が五芒星を考案したように考えられがちですが違うようです。
ちなみに、安倍首相は安倍晴明と家系ルーツは同じだということで、安倍一族を祀る奈良桜井市の安倍文殊院に献灯碑を寄進しています。

晴明桔梗

安倍首相って平成の陰陽師だったのね!

どうりで、表と裏の使い分けが上手いわけだ。

3.五芒星の意味

五芒星は西洋と東洋では起源が異なるため考え方も異なるようです。

西洋

西洋では、「 火・水・風・土 」の4つのエレメントに精霊を意味する「スピリット」を加えた5つの要素が自然界を構成していると考えられてきました。
バビロニアでは、精霊の部分に 地母神イシュタルの現れとされた金星を対応させ、五芒星に5惑星を対応させる考え方は後のヨーロッパにも見受けられます。
五芒星は「ペンタグラム」と呼ばれ、魔術や錬金術で使用されてきました。
五芒星を逆さにしたものは悪魔を象徴とする「デビルスター」という記号になり、 「欲望・病気・独裁」などの意味合いをもつようになります。

西洋の五芒星

デビルスター

東洋(中国・日本)

陰陽道での意味合い

陰陽道においては「陰陽五行説」と結び付けられて利用されています。

陰陽説とは、中国神話に登場する「 伏羲 」が作り出したもので、すべての事象は単独で存在するものではなく、「陰」と「陽」という相反するもの(明暗、男女、吉凶など)が存在し、それぞれが事象を引き起すという思想です。

此があれば彼があり、此がなければ彼がない。此が生ずれば彼が生じ、此が滅すれば彼が滅す。

伏羲と女カ
定規を持っているのが 伏羲
太陽(十六菊家紋)と月

五行説は、 自然界は「木・火・土・金・水」の5つに分けることができると考えられ、これらが循環することでさまざまなものが作り出されていくという考え方です。
五行説の 「五」の起源については東西南北の四方に中央を加えたものという考え方(東‐木・南‐火・中央‐土・西‐金・北‐水)と、肉眼で観察が可能な五つの惑星、五星(水星・金星・火星・木星・土星)にあるとする考え方があるようです。

五行説

五行説では、この5つの要素 「木火土金水」 を 五芒星の角に当てはめ
「 木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生み 」
という良い相性に対応する「相生(そうじょう)」
「 木は土に克ち(勝ち)、土は水に克ち、水は火に克ち、火は金に克ち、金は木に克ち 」
という悪い相性に対応する「相克(そうこく)」を分かりやすく表現しています。

そして、これらの循環・相互作用はまさに宇宙エネルギーを並列的に表現していて、この循環には邪悪なエネルギーを寄せ付けず触れるものを浄化し、さらには使う者のパワーを増幅すると考えられてきたのです。
これが、東洋における「五芒星」が持つ意味であり、ここから魔除けの象徴として広く使用されるようになったと考えられています。
また、日本の文化のあらゆるレベルに浸透し、茶道・華道・各種の芸能・剣道などの武道・また、さまざまな迷信などにその理論を見出すことができます。

陰陽五行

密教での意味合い

密教は、安倍晴明の時期よりはやく持ち込まれたものですが、
密教では五大「地水火風空」と意味する神聖な紋様と考えられています。
五大とは世界を作る元素(要素)のことで、5つの性質も意味しています。

 地:確固として動かないこと。
 水:柔軟性。変化への適応。
 火:力強さ・情熱・動機・欲求
 風:成長・拡大・自由
 空:あるがまま・すべてをつつみこむ

密教や修験道では星のかわりに「大」を魔除けとして使うこともあります。

3.五芒星の利用のされかた

五芒星は、悪魔が寄り付かないように守る働きをしてくれたり、悪魔を追い払う魔除けの効果があると信仰されているようです。
別名「セーマン」と呼ばれ、海女さんが身につけたり、城の石垣に五芒星を刻んで魔除けとして利用されていたようです。
また、旧日本陸軍でも帽子や服に弾除けの意味で利用されていたとも。

一方、フリーメイソンのマークは逆五芒星が利用されており、グノーシス・重力・天才・生殖・幾何のメイソン思想を意味する図形と説かれています。
そのため、フリーメイソンは秘密結社で悪の組織であり陰謀を企んでいる!とされてしまっていますが。。
信じるか信じないかはあなた次第です。


4.五芒星の家紋

日本では神社で使用する神紋、武家が使っていた家紋がありますが、これらの紋も五芒星をモチーフとしたものが多数存在します。
五芒星に近いものとしては、素戔嗚尊を祀っている八坂神社の神紋( 五瓜に唐花 )、織田信長が使用していた五つ木瓜(織田木瓜/おだもっこう)が有名です。

八坂神社の神紋
(左巴紋と 五瓜に唐花 )

織田剣神社

織田家の家系は、元は越前国(福井県)で素戔嗚尊を祀る織田剣神社の神官の出。
織田剣神社の神紋は「五葉木瓜」木瓜紋(もっこうもん)は、もとは 越前朝倉氏の紋ですが織田家が朝倉氏の豪族の時にもらい、信長が変形させて 五つ木瓜にしたようです。
織田家は家系をさらに遡ると、オオゲツヒメが国神で剣山のある徳島阿波忌部氏(いんべうじ)。
素戔嗚尊も、ハマタノオロチを倒したとき天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を手に入れたことから、五芒星は剣と深い関係があるように思えます。

他の戦国武将が使用していたもでエピソードが残るのが「桔梗紋」です。
戦国武将では明智光秀、加藤清正、山県政景といった猛将タイプ、さらに明治維新時の坂本龍馬が桔梗紋を使用していたそうですが、皆非業の死で終えたことでも知られています。

・明智光秀
美濃守護土岐氏の家系。信長の右腕として仕えるも本能寺の変を起こし、下剋上の代表名として知られる。あだ名は金柑頭(きんかんあたま)
・加藤清正
秀吉子飼いの七本槍の1人。熊本城を築城し城作りの名人としても有名。しかし、秀吉から寵愛を受けたうえに、切れ者ゆえ徳川家康に毒殺されたという説もあります。日本にセロリ持ち込んだ人。
・山県昌景
武田四天王の1人。赤備え隊で畏怖させた有名な猛将(背は子供のように小さいが見る者を圧倒するという・・)長篠の戦いで討ち死に。
その後、赤備え隊は武田家滅亡後、家康の四天王井伊直政が引き継ぎひこにゃんに。
坂本龍馬
土佐出身の幕末時に活躍し暗殺された人物。NHKドラマ龍馬伝では、すべての功績は龍馬がしたことにやりすぎの声もある。

織田信長の五つ木瓜 (織田木瓜)

桔梗紋

5.五芒星と金星との関係(会合周期)

女神ニンフルサグとイナンナの頭上に輝く金星

金星はイシュタル=イナンナのシンボルとされ、八芒星が古代のレリーフに描かれているのをよくみかけます。
一方で、五芒星とも関係があるのだとか・・。
木瓜紋の素戔嗚尊も金星の象徴とも言われていますね。
5と8を結びつけるもの・・。
その関連性の秘密は、実は地球と金星との軌道にあるようです。

地球と金星の公転日数はそれぞれ
地球:365日
金星:224.7日
地球ー金星ー太陽が一直線に並んだ地点から、再度一直線に並ぶ周期を会合周期といいます。
地球と金星の会合周期:584日
これを584日毎に繰り返し、並んだ地点を頂点として線で結んでいくと、最初の並んだ地点から8年後に五芒星が描かれるとのこと。

参考

『金星と五芒星』
五芒星(ペンタクル)とは、正五角形の辺を延長してできる、五つの突起をもつ星形です。一筆書きで描けます。ペイントでテキトーの描いたので、正確ではありません(;^…

実際に計算してみたら、本当に五芒星がでてきました!
計算方法)
角速度を求める(1日に太陽を中心として変化する角度)
地球の角速度ω1=2π/365=0.017rad=0.985(°/日)
金星の角速度ω2= 2π/224.7=0.028rad=1.601(°/日)
地球と金星との角速度の差=ω2-ω1=1.6-0.985=0.616(°/日) 
会合周期は、角度差が360°になるまでの日数であるので
会合周期=360/0.616=584.4(日)

1回目会合する地点:A
365日ですでに地球は1周しているので、その差分の角度を求める。
584-365=219日
219日に移動する角度=219(日)×ω1=219×0.985=216°

2回目会合する地点:B
Aを起点に216°移動した点

3回目会合する地点:C
Bを起点に216°移動した点

4回目会合する地点:D
Cを起点に216°移動した点

5回目会合する地点:E
Dを起点に216°移動した点

A→B→C→D→Eで一筆書きができる!

五芒星が完成する年数の計算
会合周期×5/365=584×5/365=8(年)ぴったし!

古代人の智慧ってすごいね!

知れば知るほど謎が深まるばかり。

6.五芒星は「火」を表す

五芒星は漢字に当てはめると「火」、「大」の意味になるそうです。
逆さにすると、デビル以外にも、ドラゴンヘッドになることから、火のようにみなぎるエネルギーを与えるイメージがします。
感情を高めたい、エネルギーを高めたい、向上心をもちたい、といった方のシンボルにすればいいのではないでしょうか。

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