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精神疾患とサイコパスの比較-対照的な特徴

脳の働き

0.はじめに

表層意識は理性的なブレーキ、潜在意識は本能的でアクセルの役割を果たします。人間の脳は大きくみると、この理性と本能のバランスで性格が形成されていることが分かります。
ここでは、表層意識優位タイプと潜在意識優位タイプはどんなものか見ていきたいと思います。

1.表層意識優位タイプと潜在意識優位タイプの比較

表層意識優位タイプは「人間脳」と呼ばれる大脳新皮質(前頭前野)が発達ししています。
人間脳は
「人間的な優しさや道徳を備えた性格」
でありますが、極度に理性が強すぎるタイプは精神が不安定になり、うつ病、統合失調症、パニック障害等の「精神疾患になりやすい可能性があります。

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精神疾患は人間的証拠

では、表層意識優位タイプと対照的な潜在意識優位タイプとはどのようなものでしょうか?
対極にあるため、やはり性格は対照的になるはずです。

潜在意識を働かせる脳の大脳辺縁系は「動物脳」と呼ばれます。
動物脳は
「たくましく生きるための脳」
であるので、意欲が強く精神的、行動力、運動神経に優れ肉体的にも強い性格となります。
しかし、動物的に理性が弱いため、嘘をつきやすく、本能的、感情的な性格となります。

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ストレスを感じないのは動物的証拠

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精神疾患者と対照的な特徴をもつものに該当しそうなものが
「サイコパス」
です。

下記表は、精神疾患者と、サイコパスの特徴を比較したものですが、対照的なものであると見てとれます。
精神疾患者にはうつ病、統合失調症、パニック障害等の特徴を入れていますが、控えめ、自己表現が苦手など似た特徴があり、あまり大差ないものと言えます。ひとくくりでまとめると
「自己犠牲的な欲求抑制タイプ」
と言えるでしょう。
精神疾患者は名前から「狂人」のようなイメージを受けますが、逆に不正や犯罪を犯す人はそういません。

精神疾患の性格特徴(表層意識優位タイプ)
人間脳タイプ

鬱病統合失調症パニック障害
 仕事熱心真面目 真面目
 頑固 頑固 完璧主義
 責任感が強い プライドが高い 人に嫌われたくない
 完璧主義 ピュア 対人関係を大事にする
感情表現が苦手無口でひきこもり 他人の評価が気になる
 正直孤独 心配性
 対人関係を大事にする 敏感 さびしがり屋
 他人の評価が気になる 控えめ 愚痴を言わない
さびしがり屋神経質頼まれると断れない
他者を優先させる疑い深い人の意見にあわせる
反省的大人しい無理してしまう
几帳面人の良さ劣等感が強く自信がない
サイコパスの性格特徴(潜在意識優位タイプ)
動物脳
会社の役員、弁護士、マスコミといった成功者に多い
口達者で魅力的
追いつめられると逆切れする
極端に自己中心的
罪の意識や他者に対する共感といった感情に欠けている
周囲に迷惑をかけず、気ままにふるまう。
犯罪に手を染めることもある。
嘘をよくつく
自分に落ち度がなく、受け入れてくれない社会や個人が悪いと思っている。
不安を感じないから引き際がわからない
罪悪感を感じない。
精神的なものより飲食物や物欲に強い関心を示す

2.精神疾患者とサイコパスの多い職業

下記表はサイコパスが多い、少ない職業を比較したものです。
これを比較してみるとそれぞれの職業に特色があることがわかります。

「サイコパス」の少ない職業の特徴としては

・理数系的(SE,技術者、医師、看護婦等)
・人を助ける職業
・クリエイティブ・職人的

といったような職人的で地味な分野に多い傾向があります。

逆に「サイコパス」の多い職業の特徴としては

・人を管理する(警察、政治家、警察)
・官僚的
・宗教的
・メディア

など脚光を浴びやすい華やかな分野に多い傾向があります。

政治家には体力的に優れた元プロレスラー、オリンピック選手が多いためやはり「動物」的な人が集まる職業ともいえます。

     サイコパスの多い、少ない職業

サイコパスが少ない
(理性的)
ネガティブ系
非サイコパス
サイコパスが多い
(本能・感情的)
ポジティブ系
サイコパス系
職人系・理系

クリエイティブ系
技術者、SE
看護婦
介護助手
セラピスト
美容師
会計士
医師(自殺率トップの職業)
教師


管理・法学系

現代の成功者に多い、出世タイプ
会社の経営者(CEO)
メディア関係
セールスマン
外科医
ジャーナリスト
警察官
公務員
政治家
僧侶、聖職者
シェフ
詐欺師(スピリチュアルカウンセラー、霊能者)
弁護士

※ただし、統計的にどの職業もバラツキがあるのわけで、すべての人がサイコパス、サイコパスであるという事はありません。
当然どの職業にもサイコパス的な人やそうでない人は存在します。
参考http://www.lifehacker.jp/2016/08/160826psychopath_job.html

3.メンタルヘルスに問題を抱えている職業

では、次に精神疾患をかかえやすい職業はどのような分野かというと、やはり「サイコパス」の少ない職業に偏った分野に多い傾向があります。
つまり、サイコパスの少ない職業には「精神疾患者」あるいは「表層意識」の強いタイプの人が多いとも考えられます。

・メンタルヘルスに問題を抱えている人の割合の高い産業
1.医療・福祉:76.6%
2.情報通信業:73%
3.製造業:67.9%

その他、医療、保育士、介護士、飲食店スタッフ、芸術家・芸能人、教師、SEなど

精神疾患タイプ、人間脳、表層意識優位タイプ

4.職業寿命ランキング

ついでに職業別寿命ランキングを調べてみても、同じような傾向が現れています。

「悪人ほど長寿」

と言われますが、予想通りと思う人も多いのではないだろうか。

 短命ランキング長生きランキング
1位大手広告代理店の営業宗教家
2位IT企業の下請けSE政治家
3位チェーン飲食店店長教授
4位若手官僚起業家
5位病棟勤務の看護師法曹人
6位タクシー運転手高位公職者
7位LCCの客室乗務員芸能人、芸術家
8位自衛官スポーツ選手・メディア関係
9位公立学校の教員 
10位トラック運転手 
 精神疾患系サイコパス系

参考)

【職業別寿命】で“宗教家が”一番長生きの理由とは - NAVER まとめ
職業別に寿命を調べてみると、以外にも宗教家と呼ばれる職業が圧倒的に長寿命だということが分かりました。僅差であれば事故などと関係するのかなと思いますが、圧倒的に差…
早死にする職業ランキング « 日刊SPA!
過酷な毎日を送る日本のサラリーマンにとって、生活の大部分を占めるのが仕事。それゆえ、職業選びは、人の寿命に大きく影響を与えているという。多数の企業で産業医として働く榛原藤夫氏はこう語る。「寿命を規定…

5.精神疾患者とサイコパスの図式化

精神疾患者とサイコパスは対照関係にありますが、これを潜在意識、表層意識を使って図式的に関係を表現してみます。

精神疾患タイプ  :表層意識優位(前頭前野)の抑制過剰型
一般タイプ       :精神疾患者とサイコパスの中間タイプ
サイコパスタイプ:潜在意識優位(大脳辺縁系)の行動型

人間脳と動物脳

精神疾患タイプは厳しすぎる躾、親から受ける愛情欠損、暴力といった家庭環境などの問題による不運が多く、欲求が抑え付けられやすい幼少時代が考えられますが、サイコパスタイプは逆に運に恵まれた対照的な家庭環境にあると考えられます。

これは、私の経験ですが、会社に入社当初サイコパス的な人物の同期がいました。

比較的裕福な家庭育ちの行く、学費の高い有名私立大学卒で、総務部に配属されていましたが、海外在住経験があるようなエリート的な家柄で、そのせいか自慢話をよくしていました。
初対面では一見話し方はハキハキして好印象に見られますが、深く付き合うようになると嘘つきで、自分が目立たないと目立つ人に嫉妬し意地悪をする、人のカバンの中を勝手に探ったり、廊下にタバコの灰を捨て歩くなど信じられない行動をし、同期の間でも嫌われていました。
そのうち、他社の有名企業へ転職していなくなりましたが、20代で年収1000万超などやはり成功人生を歩んでいます。

6.統計的分布での捉え方

度数分布

自然界から抽出したデータの度数分布(棒グラフの形)は、中心が最高となり、裾広がりな正規分布と呼ばれるものが多いですが、3σ(σ:標準偏差)とよばれる領域から外れる場合を統計学的には異常と呼びます。(例えば、工場で鉄の玉を作る場合、完全に同じサイズのものはできません。すべての玉を測定しサイズの分布を棒グラフにすると、山状の分布になります)

また、異常にはこの山状分布から外れる場合も存在し、そういったデータは、なんらかの通常ではない現象で引き起されでてきたデータである可能性があります。
工場の品質管理などでは環境変化、機械の状態、原料など徹底的に調べ異常がでないよう対策をとる場合もあります。

性格分布

人も同じ様に、同じ環境、同じ人両親から生まれることはなく、自然の法則に基づいて生まれるものであり、山状分布の裾野の異常部分に存在する人は必ずでてきます。
自閉症、知的障害など中枢神経の先天的障害者は、胎児の状態で異常があり分布から外れてしまった人達と捉えると分かりやすいと思います。

統計学では数値データをもとに扱いますが、人の性格などは数値データとして扱うことは難しいため、統計的に厳密な解析をするのは困難です。
(占いなどは統計学を元に・・といいますが、実際データはとっていないでしょう。やるとすればかなりの労力を要します)
そのため視覚的にわかりやすいよう正規分布を用いていますが、実際は環境によって右側あるいは左側に偏ります。(例えば、SEなどの職場には左側に偏った分布、政治家などは右側に偏った分布)

この分布の中心部から右側を左側を表層意識優位、潜在意識優位タイプにわけると、正常に生まれた後、環境要因や遺伝的性格により、うつ病、パニック障害など精神障害と言われる人は、この分布の左側の裾野部、サイコパスは右側の裾野部に存在するものと捉えるとわかりやすいと思います。

必然的にでてくる人を同じ集団に収めるために、薬で強引に集団の範囲に収めることなど実にばかげていることです。むしろ、それぞれの環境特性に合わせた生き方が必要であると思います。

7.代表的人物

歴史上の人物、有名人などから精神疾患タイプとサイコパスタイプに分類してみました。
精神疾患タイプというのは「天才」的で、感情が不安定なタイプであり、生い立ちにも不運なところがあり波乱万丈タイプ的な傾向にあるように感じます。
実際、天才には精神疾患になりやすいタイプが多く、逆に秀才タイプは精神疾患になりにくいといわれています。

天才と秀才.ai

8.サイコパスは自己愛タイプではないのか?

実は最近の研究では、サイコパスはも知能が高くなく成功者に多いというわけではないという結果もでてきています。

成功者=サイコパス

といったイメージが浸透していたため、統計データを取るとき、成功者に偏った人を対象としたデータ取りが行われていたようです。

成功者に多いというのは、ブラック企業の社長に多いと言われる、

自己愛者

のことではないのかと思います。