視床下部の働きと精神疾患、ストレス、健康の関係~精神疾患(うつ病、双極性障害等)と神経の関わり~

脳の働き

0.はじめに

前回のお話し

環境が変化しても、状態を一定に保とうとする恒常性(ホメオスタシス)は、「自律神経系統」「分泌系」「免疫系」で構成されています。
脳幹は、多くの神経の束が集約された領域ですが、中でも自律神経を統括する「視床下部」はホメオスタシスの中核ともなる部分になります。
視床下部は、下部にある脳下垂体へホルモン分泌を促すことで、恒常性(ホメオスタシス)を維持する働きがあります。
視床下部と脳下垂体との働きについてみていきましょう。

1.視床下部ー脳下垂体の働き~ホルモン分泌系~

1-1.視床下部の働き~自律神経系統司令官・本能中枢~

脳の中心部に存在する視床下部は、脳幹と大脳辺縁系の中間に位置する部分で、前頭前野、大脳辺縁系といった指令系統から情報を受け取り、身体維持を調整する中枢部としてとても重要な働きを行います。
視床下部は、小さいながらも、その中には多くの機能を備えた核が集合しており、自律神経、睡眠、ホルモン分泌、摂食など様々な役割を果たしています。

視床下部

1-2.下垂体(脳下垂体)の働き

視床下部の下には、下垂体(脳下垂体)とった、突起状に垂れ下がった部位があります。
下垂体は下垂体前葉、下垂体後葉と大きく二つに分かれており、視床下部から受け取った情報をもとにホルモンを分泌します。
身体の各部位に送ることで、成長、生殖機能、代謝といった生命維持にかかわる働きを担っています。

「欲の脳」の異名をもつ視床下部と脳下垂体

2.視床下部はストレス信号の集中地点~2つのストレス信号経路~

ストレスには、交通事故、落雷など、危険を感じるときのストレス、長期に渡り職場、家庭環境といった慢性的に受けるストレスがありますが、それぞれのストレス信号は、異なった経路を通り、視床下部に到達します。
恐怖的なストレスは、PTSD、慢性ストレスは解離・解離性障害を引き起す傾向があります。

ストレスの種類

・身体の危険を感じる「恐怖」といった外的ストレス(PTSD的)
・機能不全家庭といった環境から受ける感情的な慢性情動ストレス(解離的)

2-1.外的ストレス経路(PTSD的)

雷の音、地震、事故といった外的ストレスは、脳幹にある「青斑核」を起点とした
「青班核→扁桃体→視床下部(室傍核)→青班核」
といった経路のノルアドレナリン神経系統を通して伝わっていきます。
パニック障害は、「青斑核」を起点としたノルアドレナリン系統が誤動作を起こして起っているという説もあります。

2-2.慢性情動ストレス経路(解離的)

一方、悩み、考え事といった情動ストレスは、扁桃体から最終的には視床下部に集中し、これらのストレスに対抗するため、HPA軸(視床下部ー下垂体ー副腎)が働くことでコルチゾールを分泌して血圧、血糖値をあげてストレスに対抗しようとします。

参考URL

視床下部ストレスホルモンとうつ病

3.視床下部ー下垂体とホルモンの働き

視床下部から分泌されるホルモンにはいくつかの種類があり、下垂体前葉、下垂体後葉を通じ血液を通して各器官へ伝わっていきます。

3-1.下垂体前葉を経由するもの

血糖値上昇・血圧上昇作用

視床下部(CHR)
 →下垂体前葉(ACTH:副腎皮質刺激ホルモン)
 →副腎皮質(コルチゾール)

代謝促進・熱発生作用

視床下部(TRH)
 →下垂体前葉(TSH:甲状腺刺激ホルモン)
 →甲状腺(甲状腺ホルモンT3,T4)

生殖機能・月経

視床下部(GnRH)
 →下垂体前葉(LH:性腺刺激ホルモン/FSH:卵胞刺激ホルモン)
 →生殖器(性ホルモン:アンドロゲン、インヒビン、プロゲステロン、)

成長促進

視床下部(GHRH/GHIH)
 →下垂体前葉(GH:成長ホルモン)
 →肝臓/全身(IGF-1:インスリン様成長因子)

母乳

視床下部(PIF/PRF)
 →下垂体前葉(PRL:プロラクチン)
 →乳房(母乳)

3-2.下垂体後葉を経由するもの

愛情構築・授乳・出産

 視床下部(OXT)→下垂体後葉→全身

水の再吸収促進・利尿抑制

 視床下部(ADH)→下垂体後葉→腎臓

4. 下垂体機能異常によるホルモン異常

視床下部、下垂体系統による障害によるホルモン分泌異常が引き起こす症状は、うつ病、双極性障害による症状と非常に似通った特徴をもっています。
主に精神医療においては、問診のみにより病名の診断が下されてしまいますが、実は誤った診断をされてしまうケースも考えられるので注意が必要です。

次のお話し

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