厳しい躾が2人の子供たちを精神疾患(うつ、対人恐怖)に

生い立ちと精神疾患
生い立ちと精神障害

・30代男性・・精神疾患なし 妻・・強迫観念・ヒステリー気味
・2人の子供がうつ病、対人恐怖に

初めて、私たちの子供となる長男が生まれた。
幼い頃からやんちゃで、時々親を困らせる手のかかる子供だった。
しっかりした、子供に育てるには
「甘やかしたらいけない、厳しく育てないといけない」
と私の親から言われてきたので、子供らしい行動も、すべてしかりつけていた。
「厳しく育てれば、どんな世の中の荒波にも負けない人間に育ってくれる・・・」
というのが信念だった。

長女が2年遅れで生まれた。
いっそう、長男には兄としての自覚を促すため厳しくあたった。
また、このとき、長女までが、心のトラブルを後々抱えてしまうことになるとは思わなかった。
妻は、自分でも認めているが、強迫観念がとても強く、ヒステリーを起こしやすい。
子供たちに負の影響を与えてしまったことは想像に難くない。
子供心に恐怖を与えてしまったかもしれない。
(ここは子供たちが後に語っている)

幼稚園の時には、長男は傍目にはのびのびしていたと思っていた。
「人見知りが強い」、と保育士に聞いたことがある一方で、友達も多かった。
小学生になると、長男は給食を食べ終わることが遅く、昼休みまで残されていた。
妻はそれを気に病み、家で食事の時も厳しくしつけにあたった。
長男の食事の時、どこか緊張していたように思う。

また、買い食いやどこか帰りに立ち寄ることも全く許さなかった。
それがあったとき、妻と私は二人で長男を叱った。
長女に対する意地悪も、大目に見ることは決してしなかったと思う。
次第に
「自己主張に難がある」
と、担任が指摘するようになってきた。
クラスで手を挙げないし、積極的にグループに入らないという。
「私たちはいじめにあっているんじゃないか」
と思った。

実際、その通りだった。
私は、息子が気弱だからだ、と言う結論でいた。
だから、
「しっかりしろ」
ということを遠回しに言い続けた。

中学校は、近くの公立中学に入らせた。
私立中学に行かせようとしたが、自信喪失していた息子に、もし中学受験に失敗したら、大きな損失になるだろうと思って、長女からやらせることにした。
このときまで、長女は表面上順調に育っていたように思えたからだ。

妻とも、子育てを巡って口論が絶えなかった。
どんどん殻にこもっていく息子に、どうすることもできない無力感と行き場のない、いらだちがあった。
とにかく、社会に出たとき、学力・学歴がどこでも通用するように、生活はともかく、勉強は徹底させることにし、塾にも行かせた。
成績は得意科目と不得意科目があったが、総合順位もなかなかよく、そちらには満足していた。
でも、また中学で息子はいじめにあった。
前にも増して、息子は学校をいくことをいやがった。

特に、日曜日は憂鬱そうだった。
しかし、
「気合いを入れて行け」
ということが、そのときの私たちの方針だった。
「甘いから」
「気がたるんでる」
「社会がそういう風潮だから」
だ、と言う責任転嫁を息子と社会にしていた。

子供の気持ちを全くわかってやれなかった。
時々、申し訳程度に、家族旅行に行ったが、いつもはりつめていた空気はいっこうに変わらなかった。
そして、息子は学校をさぼるようになる。
行くように見せかけて、どこかで時間をつぶしていたのだ。

学校には自分で電話して、体調が悪いから休むと電話していたらしい。
不登校など、私たちは絶対許さなかった。
だからこそ、息子をぎりぎりまで追いつめてしまっていた。
そして、ついに息子の糸がきれた。
不登校はおろか、ずっと家に閉じこもるようになった。
妻は、もうどうしていいかわからないようだった。
私も対策のしようがなかった。
とりあえず、勉学をさせなくては、と家庭教師をつけさせたが、息子はどんな人間にも距離を置くようになっていたため、しっくりいっていなかった。

この危機的状況で、私たちができることと言ったら、児童相談所や教育・心理カウンセラーに相談することだった。
渋る息子を、無理矢理連れて行った。
しかし、切れてしまった糸は、元に戻らなかった。
息子が一番苦しんでいたが、どうしてやることもできない私たちもつらかった。

私たちがどうにかしようとしていることさえ、苦痛に感じていたようだ。
心の問題だから、と精神科に連れて行った。
精神科のお医者さんから、対人恐怖症と鬱があると言われた。
そこからの原因が強いと言われた。
不安の症状が抑えられず、薬がどんどん強くなったが、それと比例するようにずーっと布団に潜って一日を過ごすようになった。
ただ寝ているだけだった。
「もう行き着くところまで行き着いてしまった」
と思った。
怖くなって、妻は薬をやめさせ、精神科に行かないようにした。

心理療法、催眠療法を受けさせたが、何一つ得るものなく過ぎてしまった。
調子のいいことだけを言って、何の力にもなれないところだった。
カウンセラーのところには継続的に通わせた。
対話がなくなったとき、息子が壊れてしまうと思ったから。

長男と違って、長女は幼児期から小学生、中学生と順調に育っていた。
でも、これはハタ目からそう見えていたのであって、やはり、内心の葛藤が強かったに違いない。
そこの危機を見落とし、また兄のことで放任に近い感じになっていた。
でも、厳しいしつけはちゃんとした。
逆に妹だから、と甘やかした部分もあったかもしれない。
成績も良く、素行態度も特に問題はなかったし、第一志望の私立中学に受かった。

長男の問題が深刻化するに従って、長女もふさぎ込むようになってきた。
そのころから不満も強くなったが、反抗期としてとらえていた。
だから、心のケアも特にしていなかった。
そして事件が15歳の時に起こった。
リストカットを洗面所でしていたところを、妻によって発見され、救急車で病院に運ばれ、妻は気が動転していた。

長女の同級生に、リストカットを繰り返す子がいて、影響されたと言っていたが、ショックだった。
幸い、傷は浅かったが、それ以来、長女に私たちは目が離せなくなった。
長男の問題どころではなくなり、私たちの心のほとんどを、長女の問題がしめるようになった。

カウンセリングに通わせ、精神科にも通わせた。
とりあえずは、自傷行為がなくなると思っていたが、その間にもまた一回した。
やはりリストカットだった。

私も妻も狂ったように、刃物類や、切れるものすべてを徹底的に管理していた。
でも、どこにでも刃物は売っているから防ぎようがなかった。
また傷が浅いため、事なきを得たが、長男以上に急を要することだった。
どうにかやめさせたいが、ずっと拘束するわけにもいかない。
自傷行為はずっと繰り返され、家族皆心が安まるときはなくなった。
長男も妹のことはしきりに心配していた。

高校も行かなくなり、ひきこもりになった。
何をするにも楽しくないと言っていた。
「死にたい」
と言うことが口癖で、妻も私もそれを聞くと猛烈に怒ったが、長女にはなんら声が届かなかった。
その間、詩を作り、心のバランスを必死に保とうと苦闘していた。

ここに至り
「私たちの教育方針や育て方が間違っていたのかもしれない」
と言う不安がよぎった。
でも、認めたくはなかった。

社会問題としてとらえようとした。
これは現代社会が抱える病だとおもった。
「社会がそうさせているのだ
と思いたかった。
でも、健康的に育っている子供たちもたくさんいるのに、社会のせいだけには出来ないこともたしかだった。

妻を含めた私たちの自身の問題まで波及してきた。
カウンセリングや精神科に通わせていたときも、私たちの問題とはとらえていなかった。
子供たちの甘え、甘さが一番の原因だと思っていた。
(たるんでる、とは、本人たちに言わなかった。言ってしまったら、最後だったかもしれない)

娘は、自傷行為をする女友達と行動をするようになり、私たちはそれだけはしないように気を配っていたが、結局はうるさくいうこともしなかった。
ただ、万が一、二人で、ということになったら、そればかりおそれていた。
自傷行為をしていた娘の友達の家庭は問題が大ありだったからだ。

それにくらべると、私たちの家庭はそれほど問題が表面化していなかった。
だけど、娘の友達と同じ見えない何かが、娘に影響していたと今は思う。
何の解決も見ないまま、娘も、長男も、私たちも暗闇の中を進むしかなかった。

でも、子供たちがいつまでも苦しみ続けるのを見たくはなかった。
できれば変わってあげたかった。
一方で、二人の子供たちに共通すること
-私たちのしつけの方針-
がずっと私たちに引っかかっていた。
二人の兄妹が、二人とも心に大きな重荷を背負っているという事実は、私たちの子育ての間違いを突きつけるものだった。

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