ConoHa/Cocoon高速化編
概要
ウェブサイトの表示速度を高めることを「高速化」といいます。「高速化」は、サイトを訪れたクライアントのストレス軽減ばかりでなく、SEO評価にも影響してきます。何も対策をせずに長期運用していると、サイト表示が遅くなってしまうので設定しておきたいところです。
ウェブの表示速度測定ツール
高速化が上手くいっているかを判断するには、サイト表示の測定手段が必要。
グーグルが提供する「PageSpeed Insights」はPC,モバイル両方のサイト表示測定が可能です。高速化のカスタマイズ時はこまめにチェックしていきましょう。
PageSpeed Insights
pagespeed.web.dev
Cocoonテーマで高速化設定
ConoHaサーバーで高速化
ConoHaサーバーには「ブラウザキャッシング」「コンテンツキャッシング」の２つのキャッシング機能があります。
「ブラウザキャッシング」⇒Cocoonで設定すると自動的に設定される。
「コンテンツキャッシング」⇒サイト構築が安定してきたら「On」にするとよい。
プラグインで高速化
ブラグインでも高速化できます。キャッシングプラグインはCocoonと競合してしまう可能性があるので最小限にとどめておきましょう。
画像圧縮（webp化）で高速化
サイトの高速化には、画像の圧縮化をして表示の負担を下げることも大切です。
近年グーグルは画像のwebp化もＳＥＯ評価の判断基準にいれてきています。webp化にも対応した画像圧縮プラグインが「EWWW Image Optimizer」です。
データーベースの整理で高速化
リビジョン、プラグインの追加、削除などはデータベースに無駄なデータを増やしサーバーやサイトに負担を与え重くなる原因のひとつとなります。長期運用していくと、その傾向が顕著になってくるので、定期的に管理していくことが大切です。
ページキャッシュで高速化
Ｃｏｃｏｏｎ，ＣｏｎｏＨａサーバーにはキャッシュ機能が備わっていますが、さらに高速化をめざすなら「ＷＰ Fastest Cache」プラグインがおすすめです。
